役者へのキャッシュバックをPayPayで投げ銭制にする2つのメリット

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みなさん、PayPayは使っていますか?

日本でもようやく、キャッシュレス決済が普及しはじめた中、PayPayで支払いを済ませる方も増えてきていますよね。

小銭を漁らなくても、サッと決済できるのが嬉しいところ。

これ、舞台公演の決済にも導入してみるのはどうでしょうか。

当記事では、役者へのキャッシュバックにPayPayを導入したときに起こる2つのメリットについて、お伝えします。

  • 値段設定が青天井
  • 役者のモチベーションが上がる

そもそもPayPayってどうやって決済するの?

PayPayとは、QRコードを使って飲食店などでキャッスレス決済ができるスマホアプリのこと。

店舗に置かれているQRコードを読み取るか、自分のアプリのバーコードをスキャンしてもらって、決済をします。

この決済のおもしろいところは、自分で金額を入力して支払うところ。

先日、新宿歌舞伎町で夜を明かしたときに一緒にいた友人が、金額を入力してPayPayを使っているのを見てひらめきました。

「これ、演劇決済に使えるんじゃね?」

舞台終演後、PayPayで役者に投げ銭してもらうのはどう?

しかしながら、劇場にPayPayのQRコードを置く場合は、劇団に屋号が必要になります。

つまり加盟店登録をするためには、少なくとも劇団の主催者が個人事業主の登録をする必要があるのです。

これでは導入ハードルが高いですよね。

そこで先日、次のようなTweetをしました。

よくよく考えたら演者さんの手売りとかこりっち予約のキャッシュバックももっといい仕組みできるよな。
役者にそれぞれ窓口持たせて、公演パンフレットにQRコード載せとく。
で、公演終わりに役者ごとへの投げ銭制にするとか。
QR決済なら導入コスト低そうやしLINEPayとか決済手数料無料やし

劇団ではなく、お客様が直接PayPayで役者に投げ銭をするスタイルです。

実は、舞台終演直後のお客さんは、お財布の紐が緩みやすかったりします。

なぜなら、観劇中はお客さんの意識が内面に向けられて、トランス状態になるから。

ドラマや映画、舞台を観ているとき、実は、意識はお芝居には向いていません。

自分の心の反応を追っています。

ドキドキしたり、キュンとしたり。
ワクワクしたり、悲しくなったり。

お客さんは、観劇中の自分に起こるそうした心の反応を楽しんでいるのです。

そして、意識が内側に向いている状態のときは、トランス状態になりやすい。

いわば催眠ですね。

ダイレクトマーケティングとNLP(神経言語プログラミング)に詳しい宮川明氏はこう言います。

現代催眠とは、意識的に、相手の潜在意識をコントロール手法手法のことです。(…中略…)意識が内側に向かっているときのことを、催眠状態(トランス状態・変性意識状態)と呼ぶのです。

相手を洗脳する文章テクニック/宮川明著

お客さんは公演終了後、トランス状態に入っているので、「役者を応援してください!」と潜在意識に促すだけでお金が集まる訳です。

これ、やらない手はないでしょう。
普通にチケットを売るよりも儲かりますから。

物質価値ではなく、体験価値にお金を払う時代|金額設定は青天井

なぜ、役者への投げ銭制を導入すると儲かるのでしょうか。

これまでの時代は、モノにお金を払う時代でした。

モノの性能やスペックに価値が付けられ、私たちはそれにお金を払っていました。

パソコンをイメージすると分かりやすいでしょう。

CPUがIntel Core i5のパソコンと、Core i7のパソコンでは値段が違います。

つまり、これまでは性能主義の時代だったのです。

しかしながら、現代は違います。

今の時代は、体験に価値が置かれ、体験にお金が支払われます。

これは海外に行くとよく分かるでしょう。

アメリカにはチップという文化がありますよね。

レストランでいい給仕をしてもらったから、多めにチップを払う。
反対に、気分を損なうような給仕だったら、少なめにする。

つまり、食事の量や原価だけではなく、サービスという体験にお金を払っているのです。

そして、体験価値の提供は、演劇が得意とする領域。

舞台を観て感動してもらう。
日常では味わえない非日常を疑似体験してもらう。
カタルシス効果で、気持ちをスッキリとさせる。

お客さんはこれらの体験価値にお金を払って、チケットを買っています。

でもね、実は体験価値の金額設定って青天井なんですよ。

ある人にとっては100円の舞台が、別の人にとっては10,000円の価値がある舞台だったりする。

それなのに、均一な値段設定のチケットだけで舞台が観れるなんて、お客様はなんてお得なんでしょう!

お客様がお得!と思うのはつまり、劇団が損をしているのですよ。

相手は「もっと払いたい!」と思っているのにも関わらず、回収できていないのですから。

…めちゃもったいない。

そこで、役者への投げ銭制が登場する訳です。

投げ銭制で生まれる報酬で、役者のモチベーションは上がる

他にも投げ銭制を導入するメリットがあります。

役者のモチベーション向上です。

投げ銭で得た報酬が、そのまま役者への報酬になれば、インセンティブにもなります。

インセンティブ報酬というのは、営業の世界では良くある制度ですよね。

基本給は少ないけれど、成約件数が多くて売り上げが大きいほどインセンティブ報酬が増えて、年収が高くなる。

特に不動産業界ではよくある仕組みですね。

頑張れば頑張るほど評価されて、収入が増える。

すると当然、営業マンのモチベーションも高くなります。

役者への投げ銭制にも、同じような効果があるでしょう。

たとえ主役でなかったとしても、その役なりの輝き方があるはずです。

役者自身が舞台での輝き方をトコトン追求して、舞台上で輝くことで、役者の報酬も増える。舞台自体も良くなる。

一石二鳥じゃないですか!

PayPayで役者に投げ銭。でもQRコードは使えない

いいことずくしの投げ銭制。
ぜひとも自劇団にPayPayで役者に投げ銭をする仕組みを提案・導入したいところですよね。

そこで、投げ銭制をを実現したい劇団の方のために色々と調査しました。

結論をいうと、PayPayのQRコードでの決済は不可能でした。

以前までは、各役者のQRコードを印刷して、パンフレットに載せることができたのですが、PayPayの仕様変更でできなくなりました。

表示するたびに、QRコードが再生成される仕様になったからです。

そこで使いたいのが、PayPay IDです。

これは、PayPay IDを設定して、そのアカウントに送金してもらう方法です。

LINEの友だち検索でIDを使って友だち追加するイメージと同じ。

違うのは、友だち追加ではなく送金であるところだけ。

このやり方であれば、役者ごとで簡単に投げ銭を集めることができますよ。

【まとめ】役者への投げ銭制は、PayPay以外も検討すべき

当記事では、演劇が提供する体験価値の高さを鑑みて、役者への投げ銭制を導入する方法をお伝えしてきました。

分かりやすくするために、PayPayを例にしてご紹介しましたが、投げ銭制に使えるサービスはPayPayだけではありません。

LINE Payや楽天Pay、PaypalやKyashというサービスを使うこともできます。

これらのサービスは、手数料や決済機能の有無、出金スタイルがそれぞれ違います。

なので、劇団のスタイルに合わせて使うサービスを選ぶとよいでしょう。

当記事でご紹介した書籍はこちら↓

志波さん

志波さん

新卒で東証一部上場企業に入社後、企業や会社に縛られる生き方ではなく、自分の時間や自分の人生を生きる生き方をしたいと痛感し、1年で仕事をやめる。その後、アフィリエイトで生計を立てる。現在は、マーケティングや編集領域で稼ぎ、自由に楽しく暮らす。Youtubeでは、初心者ブロガー向けにライティング講座を開講している。

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