人から嫌われるのって、怖いですよね。
でも最近は、むしろ嫌われた方がいいんじゃないかって思うんです。
当記事では、人から嫌われると人生が充実する話をします。
目次
人からほとんど嫌われない人は、存在していないのと同じ
人から嫌われるのって、何歳になっても怖いものです。
私もあなたと同じでした。
嫌われるのが怖くてビクビクしていました。
でも、嫌われない人って、生きていないんですよね。
誰にも嫌われたくなくって、相手に合わせていくから、誰の心にも残らない。
相手の望むものを渡せば、それで自分は安全圏にいられるのかもしれないけれど、それってきっとあなたじゃなくても誰でも良い。
誰からも嫌われないあなたは、存在していないのと同じ。
もちろん、それで良いんだという人もいるでしょう。
でも僕は、もっと人から嫌われたいし、同じくらいもっと人から好かれたいんです。
人から嫌われる人は、影響力のある人・生きている人
そもそも、どうして人は誰かのことを嫌うと思いますか?
結論、図星だからです。
言われたくないことを言われるから、その人のことが嫌いになるんです。
言い換えると、言葉が心に刺さったから嫌いなんです。
面と向かって誰かに言われた言葉でも。
SNSで炎上するような発言でも。
でも見方を変えてみましょう。
言った側はどうでしょうか。
実は、嫌われたあなたには、誰かに嫌われるほどの影響力があったりするんですよ。
もちろん、「○○を傷付けてやろう」という悪意を持った言葉は、なにも生み出しません。ただの悪です。
しかし、「これ言ったら嫌われるかもしれないけれど、○○のためになるなら嫌われても良い」で紡がれた言葉は、きっと○○の心に刺さります。
そりゃ初めは、嫌な想いをすることでしょう。
でも、何ヶ月かして、あるいは数年後まで、その言葉が喉に刺さった小骨のように、心に刺さりつづけていたとしたら。
もしかしたら、数年後にその真意に気付いて感謝したくなるときがくるかもしれません。
もちろん、ないかもしれません。
でも、嫌われたあなたが紡いだ言葉は、その人の胸の中で生き続けていきます。
人から嫌われるのは怖い。でも同じくらいあなたを好きになる人がいる
人から嫌われるのは怖いものです。
でも、嫌われるのを恐れずに、誰かのことを考えて紡ぎだした言葉であれば、別に嫌われたっていいんじゃないでしょうか。
100人に嫌われたとしても、あなたの言葉で1人が救われるなら良いじゃないですか。
そして、その1人はあなたのことをきっと好きになるでしょう。
パレートの法則というものがあります。
イタリアの経済学者であるヴィルフレド・パレートが発見した法則です。
「2:8の法則」とも言われており、経営やマーケティングでも使われています。
例)2割の従業員が、会社の売り上げの8割を創っている
これをさらに発展させた「2:6:2の法則」というものがあります。
例)2割の社員は優秀。6割は普通。2割は落ちこぼれ。
なぜこんな話を紹介したのかというと、実は「2:6:2の法則」は、経営やマーケティングだけではなく、人間関係にも当てはまるんです。
例)
・友人の2割はあなたのことが好きな人。
・6割はあなたのことはどうでもいい人。
・残りの2割はあなたのことが嫌いの人。
だったらですよ?
自分のことを好きでいてくれる2割の人を大事にしたくなりませんか。
残りの8割には嫌われたっていいじゃないですか。
それでもあなたのことを好いてくれる2割の人がいれば、人生楽しく生きていけますよ。
人から嫌われると、エネルギーが温存できる
さらに、人から嫌われて、それを認識できると、もう1つメリットが生まれます。
自分のことを嫌っている人にはエネルギーを割かないで済む。
これは、あなたのことをどうでもいいと思っている6割の人間に対しても同じです。
「どうでもいい・嫌い」に当てはまる人にはエネルギーを割かない。
その代わりに、自分を好きになってくれた2割の人を全力で愛する。
そうすれば、社会で消耗して無駄なエネルギーを消費せずに、人生の充実度を上げることができますよ。
【まとめ】もっと人から嫌われよう!人生を充実させよう!
結論、人から嫌われるのは良いことです。
その分、あなたの人生は身軽になります。
嫌われた人にはエネルギーを使わない。
そして意外なことに、かつて嫌われた人に、また好かれたりすることもあったりするのが人生のおもしろいところ。
だから、あなたのことを嫌いな人は放っておきましょう。
そして、嫌われることを恐れずに、むしろどんどん嫌われましょう。
そうすれば、あなたのことを好きな人と過ごせる時間が増えて、より充実した人生を送れますよ!
おしまい。