誰にでも、やってみたいことってありますよね。
でも、なかなか行動に移せないときもあります。
興味はあるけどメンドクサイ。
気にはなるけど時間がない。
やってみたいけど今じゃない。
誰だって人は面倒くさがり屋さんなので、そうやって「今やらなくてもいい理由」を作って、後回しにしてしまうもの。
誰だって夏休みの宿題は、最終日直前に済ませますよね。
別にそれで良いんです。
私もそういう人間の1人ですから、その気持ちはよくわかります。
「やりたいことがあってもなかなかできない」という方に向けて、当記事を書きます。
何も考えないバカになって、やってみたかったことをやってみると、人生が充実しますよという話です。
目次
みんな誰だって行動しない|その理由は失敗したくないから

みんな誰だって、新しいことを始めるときは尻込みします。
私もそうでした。
ブログやってみたいけど、セルフブランディングできるほどの要素がない。
ないなら作ればいい話やけど、別に作りたいもんもない
こういうときって、だいたい次のような気持ちです。
「新しいことを始めてもうまくいかなかったら…?」
「誰かから否定されたら嫌だな…」
「もしやってみて損をしたらどうしよう…」
つまり、失敗することが怖いんですよね。
そして、こうした感情を抱くの人は、優秀な人達に多かったりします。
優秀な人ほど行動できず、バカな人ほど行動力がある

地頭がいい人は、行動したときに起こる可能性が予測できます。
起こりうることを想定して、その対処ができそうだなと確信が持てたときに始めて行動します。
石橋を叩いて渡る派の人達ですね。
一方で、バカな人は興味の趣くままにまずやってみます。
失敗なんて恐れない。まずは行動します。
それが、賢い人とバカな人の違いです。
賢い人は行動しない(できない)ので、失敗はしませんが新しいものを何も生み出せません。
一方でバカな人は、周りがバカにするほど愚直に行動できるので、数多の失敗の中から本質的な価値を作ることができるのです。
演劇をはじめ、何かしらの表現活動をしている方であれば、賢い人よりにバカになって行動してみるのが大事なのは当然ですよね。
新しい価値観や観客をアッと驚かせるものを作り出すためには、行動して試行錯誤する必要がありますから。
また、社会人でも同じことです。
資本主義とは、何かしらの価値提供をして、お金をもらうシステムのことです。
行動力は事実を生む

そして、失敗を恐れずに行動できるバカになると、事実が蓄積していきます。
だって、やればやるほど失敗する訳ですから。
「これではうまくいかない」という事実が溜まっていくのです。
偉大なる発明家トーマスエジソンはこう言います。
I have not failed.
I’ve just found 10,000 ways that won’t work.失敗ではない。
elite daily
うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ。
賢い人がやりがちな「これやるとうまくいかんのちゃう?」という妄想ではなく、「これやってみたけど、やっぱりうまくいかんかった」という事実です。
妄想と事実には、その価値に雲泥の差があります。
例えばコンサルティング業界であれば、何か発言をするたびに「それファクトは?」と問われます。
その意見が妄想なのか、検証した事実(ファクト)をもとに導かれた意見なのかを見極めるためです。
妄想している間は楽しいかもしれませんが、何も生み出すことはできませんよね。ただ考えているだけ。
一方、事実が作れれば、それを踏み台にして前に進めます。
あなたも演劇人であれば、まずは行動して事実を積み上げ、新しいものを生み出すために前に進みましょう!
後から事実を検証し、精度を高める

そして事実が溜まれば、仮説が立てられます。
仮説ができると検証して、精度を高めていくことができます。
精度=成功の確率ですね。
例えば。
A→Bだった。Cが影響したのかもしれない。
次はC抜きでA→Bになるか検証してみよう。
これでA→BにならなければCが要因ですし、A→BになればCは必要ありません。
何の話かって?
もちろん演劇の話です。
例えば、演出をつけているとき。
「ここで観客を泣かせたい!」というシーンで試してみたいことがあるとします。
でも、「蛇足かもしれない」「脚本通りにやれば良いや」と演出を決められないこともありますよね。
そういうときに、OBOGや知り合いを呼んで通し稽古をするのです。
やりたいことをやってみて、観客がどういう風に感じるのか。
何がなければちょい泣きで、何があれば号泣になるのか。
この繰り返しで、舞台の完成度を高めていくのです。
ただ、演出となると話の流れがも影響するので、役者がシーンごとに検証していく方が良いかもしれませんね。
そのときは身内ではなく、稽古場に初見の友人を呼んで反応を見てみるのが良いですよ。
PDCAの繰り返しで強くなる

ここでご紹介した「行動→検証→仮説→行動」の枠組みは、PDCAサイクルとも呼ばれています。
PDCAサイクル。
いかにも賢い人が作った言葉っぽいですよね。
初めに「計画(Plan)」があって、それから「行動(Do)」する。
これが行動できない諸悪の根源。
初動で行動するのには、Planは必要ありません。
計画を立てるから、「失敗するのでは?」「この計画でOK?」「本当にこれで良いの?」と、どんどん行動に移せなくなるのです。
まずはやってみる。
それを検証するときに仮説を立てて、次に検証する行動の計画を立てる。
この順番でやる方が、きっと前に進めますよ。
結論、行動力のあるバカは強い
結論、何も考えずにまず行動できるバカが最強です。
何か新しいことを始めるときにはバカになりましょう。
こんだけお伝えしても、行動に起こす人は3〜5%くらい。
肌感では3%程度が妥当でしょう。
この記事を100人が読んで、行動するのが3人です。
さて、人口の3%しかいないバカは正真正銘のバカでしょうか?それとも後で輝く天才でしょうか?
バカと天才は紙一重とは、よく言ったものです。
そうして私も、下記のツイートをしてからバカになって、ブログを作ってみました。
当ブログは今後、「演劇×マーケティングで舞台集客を強化する」をメインテーマとして、演劇の話や仕事の話、好きなことをして自由に生きる方法について発信していきます。
ちなみに、ブログ立ち上げって3,000円〜5,000円くらいでできるんですよ。
外注なしの手作り。全部自分でできてやりたい放題。
やろうと思えばアダルトサイトだって作れます。
そして演劇人は自分のブログを持っておいた方がゼッタイに良い。
セルフブランディングして、役者の仕事が得やすくなりますから。
それに自分のプラットフォームがあると、やりたいことがいろいろできるようになります。
私はブログやりたかったんで、とりあえずデザイン後回しでまずやってみました。
ホント、このブログを立ち上げるために行動してよかったですね。
初動は終えたので、こっからは改善の繰り返しです。ワクワクしますね!
必要最低限の努力でブログを立ち上げる方法については、また書くのでお楽しみに。